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腸内環境が悪いとは、どういう状態?

「腸内環境を整えて、健康に暮らそう」こんなフレーズを聞いたことはありませんか?私たちの健康を左右する「腸内環境」とは、どのようなものでしょうか。腸内環境について、理想バランスと注意点についてお伝えします。

 

腸内環境とは?

健やかな身体を保つためには、腸の健康維持が大切です。腸内環境を整えなければいけません。では、腸内がどのような環境なのかご存知でしょうか?消化したり便を貯めておいたりという機能は知っていても、具体的な環境は良くわかっていないという方が多いのではないでしょうか。まずは、腸内環境についてご説明します。

腸内環境といって、まず考えなければいけないのが小腸と大腸です。小腸と大腸は、人間の身体の中にコンパクトに収まっていますが、実はとても長い器官です。小学校の教科書で人体模型図を見たことはないでしょうか?胃の下部に、うねうねと折り畳まれ蛇行しながら収まっています。腸壁には細かいヒダがあり、そのヒダを全部広げるとテニスコートの約1.5倍もの面積になると言われています。自分の身体の中に、そんなに広い腸が入っているなんて、不思議な気持ちになりますね。そしてその広大な面積で、口から入った食べ物の栄養を吸収しているのです。そんな広い腸内には、数百種類以上の腸内細菌が住み着いています。腸内細菌の数は、なんと約100兆個(1000兆個という説もあり)です。人間の総細胞数が約兆60個と言われていますから、いかに細菌が多いのかお分かりいただけるかと思います。

腸内環境とは、この腸内細菌の生息状況を指した言葉です。どんな種類の腸内細菌が多いのかによって、腸の働きが変わって来るのです。良い腸内環境であれば、腸の動きは活発で、スムーズなお通じがあります。反対に悪い腸内環境であれば、便秘や下痢になったりと、お腹のトラブルをかかえがちになります。

 

腸内環境が良い状態とは?

腸内には無数の細菌がいるとお話しましたね。そして、腸内細菌のバランスによって腸内環境が決まるとお伝えしました。それでは、具体的にどのような細菌がいるのでしょうか?

腸内細菌は、3つの種類に分類されます。

○善玉菌

○悪玉菌

○日和見(ひよりみ)菌

「善玉菌」「悪玉菌」は、健康番組などでおなじみの言葉なので、聞いたことがある方も多いでしょう。簡単に言うと、善玉菌は人間の健康を助け、悪玉菌は病気の原因になるものです。日和見菌は、「日和見」というように、その時の腸内細菌の数によって、働きが変化します。善玉菌が多いときはおとなしいのですが、悪玉菌が増えると悪さを始めるのです。良い腸内環境とは、善玉菌が多く、悪玉菌が少ない状態のことを指し、善玉菌、日和見菌、悪玉菌のバランスは、2:7:1くらいがちょうど良いと考えられています。

 

腸内環境が悪化するのは、どうして?

腸内環境の悪化、つまり悪玉菌が増えるのはどうしてでしょうか?1つ目の理由は、加齢です。若いうちから便秘がちな人は、加齢に伴って悪玉菌が増える傾向がありますので、特に注意が必要です。2つ目の理由は、食生活です。細菌は、口から入って来た食べ物をエサに活動しています。悪玉菌が好むのは、肉類です。タンパク質を全くとらないわけにはいきませんが、肉類だけを過剰に摂取するのは控えましょう。3つ目は、ストレスです。大地震のあと、被害に遭われた人の腸内細菌を調べると、腸内細菌が増えていたという研究データが出ています。