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赤ちゃんとママの腸内環境は似ている

親であれば誰しも、赤ちゃんには健康でいて欲しいと願いますよね。免疫機能や健康に重要な役割を果たす腸の健康は、お母さんからの影響が大きいことをご存知でしょうか?今回は、赤ちゃんとお母さんの腸内環境の関係についてお伝えします。

 

生まれたばかりの赤ちゃんの腸内は?

生まれたばかりの頃、赤ちゃんの腸内はどのような状態でしょうか?お母さんのお腹の中にいるときは、全くの無菌状態です。腸の中には、何の菌もいないと言われています。生まれて初めての便の中にも、菌は生息しておりません。ところが、それから数時間経って出た便には、大腸菌などの悪玉菌が見つかり始めます。ところが生後4日を過ぎる頃にはビフィズス菌が増え始め、そして生後7日にはピークを迎えます。この時のビフィズス菌が占める割合は、人生の中で最も高いと言われています。そしてビフィズス菌が増えるにしたがい、悪玉菌の発生が抑えられ、やがて腸内フローラは一定した状態に保たれるようになります。

 

赤ちゃんは、どうやって腸内細菌を取り込むの?

無菌だったはずの赤ちゃんは、どうやって腸内細菌を腸内に取り込んでいくのでしょうか?いくつかのルートがありますが、大きく影響するのが「産道」です。普通分娩で生まれた赤ちゃんは、お母さんの体内の産道を通って生まれてきますね。この産道に、腸内細菌が住み着いているのです。赤ちゃんが産道と通る際、口からお母さんの腸内細菌が取り込まれます。そのため、お母さんと赤ちゃんの腸内細菌はよく似ているのです。

つまり、ここで気をつけないといけないことは、お母さんが多く悪玉菌を保有していた場合、赤ちゃんにも悪玉菌が引き継がれてしまうということなんです。妊娠中は便秘になりがちで、腸内環境も悪化する傾向がありますから、特に注意をしておきたいですね。

 

母乳にも腸内細菌が現れる?

母乳を飲んでいる赤ちゃんは、ビフィズス菌の占有率が高いということをご存知でしょうか?なんと腸内のおよそ95%がビフィズス菌で占められるのです。そして、このビフィズス菌もまた、お母さんから受け継がれたものです。スイスでの研究によると、母乳から検出されたものと同じ種類のビフィズス菌や数種類の細菌が、母親と赤ちゃんの便から検出されたという報告が出ています。母親の腸内にいる細菌がどのように母乳に入り込むのかは解明されていませんが、母乳もまた腸内環境の影響を受けていることは明らかです。

 

良い腸内フローラが、元気な身体を作る

ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が多い腸内フローラは、人間の健康な身体を作る上で欠かせません。腸が健康であれば、栄養吸収が上手くいくだけでなく、免疫機能も正常に働き、アレルギーの発症を抑制することができます。乳幼児期に出来上がった腸内フローラは、一生に影響するとも言われます。赤ちゃんに贈る健康のプレゼントとして、バランスの良い腸内細菌を作ってあげたいですね。そのためには、腸内環境を整えることが大切ですよ。

 

腸内環境を整えるためには?

妊婦さんの場合、特に便秘には注意しましょう。妊娠すると、ホルモンバランスの変化や子宮が大きくなって腸を圧迫したり、水分不足などにより便秘傾向になります。便秘は、腸内環境が乱れていることのサインです。食事やサプリメントなどから、善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌を摂るように心がけましょう。食物繊維や水分も不足しないように気をつけて、赤ちゃんに健康な腸内細菌を渡せるようにしましょう。