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高齢での妊活は、腸内環境を整えることから?

妊娠力は年齢を重ねるごとに低下していき、35歳を超えると「高齢出産」と呼ばれるようになるなど、妊娠しづらい身体になっていきます。そんなときに効果を発揮するのが、腸内環境です。高齢での妊活と腸の関係についてお伝えします。

 

高齢になると妊娠しづらい理由とは?

年齢を重ねるにつれて妊娠しづらくなる、特に35歳を過ぎると妊娠力が落ちると一般的に言われている主な理由は、卵子の老化です。女性は生まれたときに、一生分の卵子を持って生まれてきます。常に新しい精子を作る男性と違い、女性の卵子の年齢=実年齢となります。そのため加齢に伴って、正常に受精する力が弱まっていくと考えられています。腸内環境が乱れていると、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌の働きが弱まります。善玉菌は、免疫細胞を刺激して活性化させるという重要な役割があります。しかし、善玉菌の働きが弱まってしまうと、免疫細胞の働きも一緒に弱まってしまうのです。そうすると、本来は有害でないものまで有害だとして攻撃してしまったり、逆に有害な病原体などを体内に取り込もうとしてしまいます。妊活には、まずは腸内環境を整えて、正常に免疫システムが動く環境づくりが大切です。

 

腸を整えると、アンチエイジング効果が?

さらに、免疫システムを正常に働かそうと腸内環境を整えると、もう1つ嬉しい効果があります。アンチエイジングです。人間が老化する原因のひとつに、「活性酵素」があります。活性酵素は、細胞を攻撃し、細胞内の老廃物の排出を阻むことで、身体の老化を起こさせます。「抗酸化作用」という言葉を聞いたことはないでしょうか?これは、活性酵素から身体を守るという意味です。活性酵素に攻撃された細胞は、酸化してしまい、老朽化を起こすのです。老化の原因である活性酵素ですが、実は悪玉菌が作り出すことが分かっています。腸内環境が乱れて、悪玉菌が優勢になってくると、活性酵素を始めとする様々な有害物質を作り始めます。この有害物質は、血液に吸収され、全身に運ばれてしまいます。また、有害物質を取り込んだ血液は、ドロドロになりスムーズに流れません。スムーズに流れないため、肌のバリア機能を低下させ、くすみの原因となり、実年齢以上に老けて見えるようになります。

 

血の巡りと妊娠力

血の巡りと聞いて、ピンと来た方はいらっしゃいますか?妊活で重要な「子宮」や「卵巣」は、血の巡りにも大きく影響を受けます。「妊活中は、身体を冷やしてはいけない」とはよく聞きますが、これは血の巡りが悪くなるからです。スムーズに血が流れないと、子宮や卵巣の機能が低下してしまいます。特に子宮は、血流が多いほどふわふわの内膜が作られ、着床しやすい環境になることが分かっています。腸内環境を整えると、免疫力以外にも妊娠に良い効果が生まれるのですね。毎日の食事やサプリメントなどを利用して、上手に善玉菌を取り入れる生活を送りましょう。

 

高齢妊活と腸はどう関係するの?

それでは、不妊の原因が卵子の老化であるなら、腸は関係ないのではと思われましたか?いいえ、これが大いに関係しているんです。受精が成立しない理由には、卵子の老化以外にも免疫システムがエラーを起こす場合も考えられます。受精卵を異物だと認識してしまい、排除しようと身体が動いてしまうのです。つまり、免疫システムを正常に働かすことが、妊活にとって大切になってきます。特に高齢で妊娠力が弱まり始めている場合には、卵子の老化以外の不妊要因は、できる限り取り除かなければいけません。

そこで登場するのが、腸です。腸は、免疫システムに大きく影響しています。なんと、人体の免疫細胞のおよそ7割が腸で作られているんですよ。