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腸の乱れは、身体の乱れに通じる?

私たちの健康を左右する、非常に大切な部位はどこかご存知でしょうか?意外かと思われるかもしれませんが、実は腸なのです。腸には、無数の腸内細菌が住んでおり、栄養吸収や免疫アップに貢献していると言われています。ここでは腸の働きについて詳しく見ていきましょう。

 

腸はどんな働きをしているの?

人が生きていく上で、必ずする行為とは何でしょう?「食べること」と「出すこと」ですね。口から取り込まれた食べ物は、小腸と大腸を通り、お尻から出て行きます。
「腸」とひとまとめに呼んでいますが、実は細かく分けるといくつもの器官があります。食べ物が通る順番にあげると、「小腸(空腸・回腸)」「上行結腸」「大腸(結腸)」「下行結腸」「S字結腸」「大腸」と分けることができます。大まかな働きをお伝えすると、小腸では消化と吸収が行なわれ、大腸では腸内細菌が働き、便を作ります。

 

腸が元気かどうかで、免疫力が変わる?

小腸は、「免疫活性臓器」と呼ばれており、消化と吸収以外にも免疫を活性化させる働きがあります。免疫とは、病原菌やウィルスが体内に侵入したときに、それを取り除いて身体を守ろうとする働きです。免疫力が低下していると、風邪を引きやすくなるのは、身体にとっての有害物を上手に排除できなくなっているからなんですね。食べ物が通る道である小腸は、体内に通しても良い物か悪い物か判断しなければいけないため、非常に多くの免疫に関する細胞や抗体を持っています。小腸が弱っていると、この細胞や抗体が上手く働かず、免疫力が低下してしまいます。

 

大腸は病気の発生源?

大腸は、長い間、ただ便を貯めておくためだけの器官だと考えられてきました。しかし、研究が進むについれて、実は様々な病気の発生源であることが分かってきました。実際に病気の症状が出るかどうかは、その人の腸年齢や、腸内細菌が発酵しているのか腐敗しているのかによって変わってきます。腸内細菌については、また別記事で詳しく紹介しますが簡単に述べますと、健康維持に役立つ「善玉菌」と腸内を腐敗させてしまう「悪玉菌」がいます。病気を引き起こすのは、名前からも分かる通り悪玉菌です。大腸内に悪玉菌が増え、便が溜まると腸の腐敗が起こります。それにより、腸は老化してしまいます。また、悪玉菌は有害物質を生み出し、発生源となっていまいます。

 

腸の乱れはどんな病気を引き起こす?

腸の乱れにより、腸内細菌のバランスが崩れて「悪玉菌」が優勢になります。悪玉菌が増えることで、様々な病気を引き起こすことが知られています。

 

便秘が原因で起こりやすい病気
悪玉菌は、身体にとっての有害物質を生み出します。便秘により便が長く留まるほど、大腸内は傷つけられ、大腸がんなどを引き起こしてしまいます。
病名:大腸がん、大腸ポリーブ、過敏性腸症候群、クローン病、急性大腸炎、痔

 

腸壁から吸収された有害物質により起こると考えられる病気
悪玉菌が生み出した有害物質は、腸内を傷つけるだけではありません。腸壁から吸収されてしまい、血液にのって全身に運ばれます。そのため、引き起こされると言われる病気も、全身に渡ります。
病名:膵臓がん、婦人科系がん、糖尿病、花粉症、アレルギー性皮膚炎、食物アレルギー、認知症、自閉症、うつ、頭痛、肩こり、吹き出物

 

腸の乱れを改善し、病気を予防しよう

腸を元気にすると、免疫力が高まり、有害物質の発生も抑えられることが分かりましたね。特に大切なことは、悪玉菌の数を減らすことです。食事内容や運動不足に気を付けて、元気な腸を作りましょう。